「一人一人の挑戦が、日本を熱く強くしていく。」
プロジェクトニッポンは、株式会社リクルート在職時に立ち上げを任された経済産業省後援事業「ドリームゲートプロジェクト」の自主運営を担う役割として、2004年3月に設立しました。
設立の志は、日本が再びその輝きを取り戻し、一人一人が自信と誇りの持てる国づくりに貢献すること。
そのために、経済を活性化させる起爆剤として、世界に通じる起業家の輩出が必要だと考えました。
しかし、そうした起業家は突然生まれてくるのではありません。
野球界でいえば、イチロー選手や松坂選手の存在ですが、彼らは、裾野の広い育成の仕組みがあり、そこに経験豊富な指導者がいることによって、生まれてきたのだと思います。
つまり、日本の本質的な課題は、起業して成功する人の絶対数が少ないことと、起業の成功体験を持った人(成功起業家)がメンターやエンジェルなど指導者として存在しないことに起因しています。
そこで、プロジェクトニッポンは、ドリームゲートプロジェクトを通じて、3つの事業活動を重点的に行います。
1.起業を志す、出来るだけ多くの方が、スキルや経験を身につけ、挑戦できる機会をつくる。
2.起業を志す方を支援する志の高いプロ支援者ネットワークをつくる。
3.双方のマッチングプラットフォームを構築し、拡大強化することで日本の起業文化を創造する。
現在では、40万人を超える起業を志す方が登録し、エンジェル経営者、IPO経営者、弁護士・会計士など専門家、コンサルタントなど支援者ネットワークは約1000名までになりました。
このプラットフォームを、さらに拡大強化していく、そしてこの中から、世界に通じる起業家を輩出していきます。
一人一人の挑戦が日本を熱くし、そして強くしていく。
日本の明るい未来の創造に貢献できる企業でありたいと考えております。
2014年3月
株式会社プロジェクトニッポン
代表取締役 松谷 卓也
代表 松谷 卓也プロフィール
1967年生まれ。兵庫県高砂市出身。
立命館大学理工学部を卒業後、株式会社リクルートに入社。企業の人材採用支援、組織活性化支援、自治体の街おこし事業プロデュースなどを手掛け、起業情報誌「アントレ」の営業企画・商品企画に従事。
2003年、リクルート在籍時に「日本に起業文化を確立する」というビジョンを掲げ、経済産業省後援事業として「ドリームゲートプロジェクト」を発足。プロジェクトリーダーとして「起業家100人カバン持ちインターンシップ」や1000人以上を集めた起業イベント「大挑戦者祭」など企画を成功させ、発足から1年で20万人以上の起業志向者が登録するサービスを立ち上げる。
2004年、国からの財政依存なしに自立運営するための運営会社として、株式会社プロジェクトニッポンを設立、代表取締役就任。2007年、「ドリームゲートプロジェクト」の民営化を実現させる。
年間1000件以上のビジネスプランの評価を手掛け、ビジネスプランコンテスト「DREAM GATEグランプリ」で起業家がスポットライトを浴びる機会を提供している。
2014年1月、大企業とペンチャーのマッチングにより、日本から世界へ通じるイノベーションを起こす取り組み「TOKYOイノベーションリーダーズサミット」を発足。